○稲美町花、町木

昭和56年4月3日

告示第49号

町の花・コスモス

きく科に属する一年草で晩夏から秋にかけて素朴で清楚な単弁状花を咲かせる。白・ピンク・紅色の花びらは花期が終ると見事に散り、秋ざくらの別名をもつている。草状は繊細に感じられるが、その実、性質は極めて頑健で、病気や虫に強く倒伏してもすぐ頭をもたげて生育し、野生状態でも見事に開花する強い草花である。

町の木・もちの木

常緑の高木で雌雄異株、雌株には深紅のかわいい実がすずなりに生り、大変美しいので植木として親しまれている。多肉のなめらかな樹皮をもつたくましい木で、樹皮から「とりもち」を作つたのでこの名がある。

同属のくろがねもちは、町内の山林に多数自生するので町木として愛育していくのに適わしい木である。

稲美町花、町木

昭和56年4月3日 告示第49号

(昭和56年4月3日施行)

体系情報
第1編 規/第1章
沿革情報
昭和56年4月3日 告示第49号