国土調査(地籍調査)について
- [公開日:]
- ID:372
地籍調査とは?
一筆ごとの土地に関する記録
地籍調査とは、一筆ごとの土地について、その所有者、地番及び地目の調査並びに境界及び地積に関する測量を行い、その結果を地図及び簿冊に作成するものです。
平成の現在においても、法務局に備え付けつけられている地図の約半分(全国平均)は、明治時代の地租改正によって作られた地図(公図)をもとにしたもので、土地の境界が不明確であったり、測量も不正確であったりする場合もあるのが実態です。
地籍調査により作成された「地籍簿」と「地籍図」は、その成果が法務局に送付され、法務局において地籍簿をもとに登記簿が書き改められるほか、地籍図が不動産登記法第14条の地図として備え付けられます。
地籍調査の成果によって不動産登記の精度が高まり、その後の土地取引の円滑化や行政の効率化に役立つことが期待されます。
※一筆とは、土地の所有権等を公示するために、人為的に分けた区画のことです。法務局では、一筆ごとに登記がなされ、土地取引の単位となっています。
地籍調査の状況について
稲美町の地籍調査は、昭和38(1963)年に着手し現在も調査中です。
未調査箇所は、加古の一部、印南の一部、野寺の一部、蛸草の一部となっています。今後も未調査箇所を順次進めていく予定です。
詳しくは、稲美町役場土木課までお問い合わせください。