ウォーターレジャーに釣り、散歩も。近隣の人が利用しやすいオープンな池です。

松本 大さん / SUPインストラクター

「SUP(サップ:スタンド・アップ・パドルボード)は誰でも気軽に始められる、もっとも敷居の低いマリンスポーツです。海や川でも行いますが、初心者の方は、遠くまで流される心配がない池での実施には安心感があると思いますよ」。そう教えてくれたのは、ふだんは姫路市と播磨町で、ウィンドサーフィンとSUPのショップ&スクール、LANIKAI(ラニカイ)を運営する松本さん。兵庫県内最大のため池といわれる加古大池では、毎年夏に、兵庫県が主催するSUPの体験教室が開かれていますが、同教室で10年以上にわたってインストラクターをつとめておられます。

日常的に楽しめる環境があります

加古大池は、ふだんからウィンドサーフィンやカヤックなどのウォーターレジャーに開放されているだけでなく、釣りもOK。実はこれって、意外に珍しいことなのだとか。「立ち入り自体が禁じられている池もある中で、ウォーターレジャーも釣りも、もちろん散歩だって日常的に楽しめる。近隣の人が利用してこの場所とつながりやすい、とてもオープンないい環境です」。
ちなみに、姫路市から来たという男性参加者からは、次のような感想が聞けました。「初めて稲美町に来ましたが、車で30分ほどで着き、意外に近いんだという印象です。SUPは幼い息子も娘も、とても楽しんでいました。わざわざ海まで行かずに、気軽にできる点も魅力なので、ぜひまたやってみたいですね」。