有機フッ素化合物(PFOS及びPFOA)の水質検査結果について
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稲美町の水道水は安全です
全国各地の河川や井戸水で、有機フッ素化合物(PFOS及びPFOA)が検出されている問題を受け、稲美町では地下水の安全確認のため、自主的に水質検査を行いました。
検査結果は下の表のとおり、国の暫定目標値を下回っていますので、安心して水道水をご使用ください。
採水場所 | 採水日 | 検査結果 | 暫定目標値 |
---|---|---|---|
西部第1配水池 | 令和5(2023)年11月6日 | 5未満 | 50 |
西部第3配水池 | 令和5(2023)年11月6日 | 5未満 | 50 |
西部第11取水井 | 令和5(2023)年7月18日 | 5未満 | 50 |
東部第1取水井 | 令和5(2023)年11月6日 | 10 | 50 |
東部第2取水井 | 令和5(2023)年7月18日 | 9 | 50 |
東部第3取水井 | 令和5(2023)年10月10日 | 13 | 50 |
南部第1取水井 | 令和5(2023)年7月18日 | 8 | 50 |
南部第2取水井 | 令和5(2023)年11月6日 | 13 | 50 |
有機フッ素化合物(PFOS及びPFOA)とは
有機フッ素化合物の一種であるPFOS、PFOA(PFOS:ペルフルオロオクタンスルホン酸、PFOA:ペルフルオロオクタン酸)は、その性質から撥水剤や泡消火薬剤などに幅広く使用されてきました。
現在、その製造、輸入は原則禁止されていますが、環境中では分解されにくく、長期にわたって残留すると考えられています。
水道水におけるPFOS、PFOAについては、日本をはじめとする法的な規制値を設定している国はなく、目標値等が設定されています。
国内では、令和2(2020)年4月1日に厚生労働省において、『PFOS及びPFOA』が水質管理目標設定項目(※1)に設定され、合計で50ng/L以下とする暫定目標値(※2)が定められています。
※1 水道水中での検出の可能性があるなど、水質管理上留意すべき項目
※2 ヒトが一生涯毎日2リットル飲用し続けても問題ないとされる値