役場職員を装った「還付金詐欺」にご注意ください!
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役場職員を装った「還付金詐欺」が発生しています。
役場職員や金融機関職員を名乗り、個人情報を聞き出したり、お金をだまし取ろうとする「還付金詐欺」が町内で発生しています。
また、令和5(2023)年中、稲美町内で発生した還付金詐欺を含む「特殊詐欺」の認知件数は5件(兵庫県警察本部暫定値)で、過去5年間で最大の件数となっています。注意しましょう。
役場職員が、医療費や保険料の還付のために「キャッシュカードを貸して」「ATMへ行って」と言うことは絶対にありません。不審な電話があれば、警察へ相談しましょう。
還付金詐欺の事例
(事例1)ATMを操作させる手口
役場職員を名乗る人物からの電話で、「介護保険料の還付があるので、ATMで手続きをして欲しい。」と言われた。相手の言うとおりにATMを操作した後、不審に思い金融機関の職員へ相談したところ、ATMを操作したことで被害者の口座から犯人の口座にお金が振り込まれており、詐欺にあったことがわかった。
(事例2)キャッシュカードを奪い取る手口
役場職員を名乗る人物から電話で、「医療費の還付がある。後で金融機関の職員からあなたに電話がある。」と言われた。すぐに金融機関の職員を名乗る人物から電話があり、「今あなたの家の近くに職員がいるので、その職員にキャッシュカードを渡してほしい。」と言われた。しばらくして自宅を訪れた金融機関の職員を名乗る人物に「あなたの代わりに医療費の還付を受け取ってくるので、キャッシュカードを貸してほしい。」と言われたので、キャッシュカードを渡し、口座の暗証番号を教えた。その後、通帳で残高を確認したところ、お金が戻ってくるどころか、近くのATMでお金が引き出されていた。
還付金詐欺の特徴
- 町役場、年金事務所、金融機関などの職員を装って電話をかけてくる。
- 「保険料や医療費を還付する」など、手続きをしないと損をするようなことを言う。
- 「キャッシュカードを貸してほしい」「暗証番号を教えてほしい」などと言う。
- 「〇〇のATMへ行ってほしい」などと、特定の場所のATMへ行くように言う。(金融機関や官公庁など)
防犯ポイント
- 医療費などの還付金を役場や金融機関の職員が本人の代わりに受け取ることはできません。
- 個人情報や取引先の金融機関を聞かれても相手に伝えないようにしましょう。
- 「払い戻し期限が今日まで」などとせかされても、慌てず、周囲に相談しましょう。
- ATMにはキャッシュカードを使って還付金などのお金を受け取る機能はありません。還付金の受け取りや給付金の振り込みのために「ATMへ行って」と言われたら詐欺です。
- 不審な電話があれば、警察に相談しましょう。
- 電話をかけるときは、相手に聞いた電話番号ではなく、自分で調べた電話番号へかけましょう。
連絡・相談先
稲美町危機管理課安全安心係(稲美町役場本館1階)
電話:079-492-9168
稲美町消費生活センター(稲美町役場本館1階 危機管理課内)
電話:079-492-9151
加古川警察署
電話:079-427-0110
関連情報
特殊詐欺ニュース(兵庫県警察発行)
- 還付金詐欺多発!(pdf:266.61KB)
「還付金詐欺多発!」のチラシです。
- 令和5(2023)年は過去最多の認知件数(pdf:250.19KB)
「令和5(2023)年は過去最多の認知件数」のチラシです。
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お問い合わせ
電話: (安全安心係)079-492-9168 ファックス: 079-492-7792
E-mail: kikikanri@town.hyogo-inami.lg.jp