令和5(2023)年度 町長からのメッセージ
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町長からのメッセージを、毎月お知らせしていきます。
令和6(2024)年3月
次第に暖かく感じられる日も増え、いよいよ春らしくなってまいりましたが、皆さまにおかれましては、お元気でお変わりなくお過ごしのことと存じます。
さて、2月21日から第273回稲美町定例会が開催されています。本定例会では、令和6(2024)年度予算の提案にあたりまして、新年度に臨む私の所信の一端を申し上げさせていただきました。その一例としましては、これまで取り組んでまいりました田園集落まちづくりについて、人口減少等の地域課題に対応するため、市街化調整区域を対象とした土地利用計画を策定し、田園集落まちづくりの区域指定を全町へ広げていく取組みを進めてまいります。また、子どもが安心して過ごすことができる居場所の重要性が高まっていることから、こども食堂などのこどもの居場所づくりに関する活動に対し補助してまいります。また、安全・安心なまちづくりの取組を進めるため、見守り機能付きの防犯カメラを、主に学校周辺、通学路などを中心に約100台設置してまいります。この他、多岐に渡る行政課題に対応するため、多数の事業を提案させていただいておりますので、議会の傍聴へ、皆さんのご来庁をお待ちしております。また、インターネットを利用して議会中継をご覧いただくこともできますので、ぜひ、ご視聴いただければと思います。
次に、地域振興商品券事業についてお知らせします。町では、物価高騰の影響を受けている住民の皆さんや町内事業者の皆さんを支援するため、1人あたり3,000円分の地域振興商品券を交付いたします。この商品券については、世帯ごとに取りまとめまして、4月中に順次送付する予定としています。なお、使用期限などの詳細につきましては、今後、広報いなみ4月号や町ホームページなどでお知らせしてまいります。
次に、3月末をもって、稲美町で長年親しまれてきたJA兵庫南の有線放送が終了することとなっています。有線放送につきましては、これまでの間、私たちの耳をたくさん楽しませていただきました。関係各位の皆さまに心より厚くお礼申し上げます。また、行政情報の発信につきましても、多大なるご支援ご協力を賜りましたことに、改めまして深く感謝申し上げます。
最後に、卒業シーズン、年度末を迎え、何かと生活のリズムが変わりやすい時期ですので、皆さまにおかれましては、健康にはくれぐれもご留意されますようお願い申し上げます。
令和6(2024)年2月
1月1日に発生しました能登半島地震において犠牲になられた方々に深く哀悼の意を表すとともに、被災された多くの皆様方に対しお見舞いを申し上げます。また、被災地では、現在も多くの方が不安を抱えながらの生活を余儀なくされていることと存じます。皆様の安全と、一日も早く復旧・復興がなされますことを、心よりお祈り申し上げます。稲美町といたしましては、兵庫県と連携を図り、甚大な被害のあった石川県珠洲市への被災地支援に努めてまいります。
さて、1月19日に、令和5(2023)年度の新規事業として取り組んでおります「農薬に頼らない稲作技術実証事業」で収穫された新米が、集落営農組合の方々から町内の小中学校に納品されました。試行錯誤をしながら丹精込めて作っていただいた安全・安心なお米です。現状では実証実験の段階であるため収穫量は少なく、学校給食に使用する量を完全に賄うまでには至りませんが、意義のある一歩を踏み出せたと考えております。この事業にお力添えを頂きました関係者の皆様に深く感謝申し上げますとともに、来年度も「農薬に頼らない稲作技術実証事業」に取り組んでまいりますので、引き続きご協力賜りますようお願いいたします。
次に、2月16日から、役場新館4階のコミュニティセンターホールにおきまして、町県民税、所得税等の申告相談会場を開設します。なお、昨年の確定申告から、役場で受け付けた確定申告書を加古川税務署へ提出するためには、新たに「利用者識別番号」が必要となりますので、まだお持ちでない人は、お越しになる前に取得をいただき、スムーズな確定申告にご協力いただきますようお願いいたします。利用者識別番号の取得方法等でお困りの場合は、役場税務課までお問い合わせいただきますようお願いいたします。
最後に、2月21日から第273回稲美町定例会が開催されます。本定例会では、令和6(2024)年度予算を提案させていただくにあたり、新年度に臨む私の所信の一端を申し上げさせていただきます。ぜひ、傍聴席にお越しいただきますようお願いいたします。また、インターネットを利用した議会中継を実施しておりますので、ご視聴いただければと存じます。
暦の上では立春を迎え、日ごとに春の足音も感じられるようになってまいりますが、まだまだ気温の変化も激しく体調をくずしやすい時期でもあります。健康には十分ご留意されますようお願い申し上げます。
令和6(2024)年1月
新年明けましておめでとうございます。
年頭に当たり、謹んで新春のお喜びを申し上げます。
さて、昨年、スポーツ界では、特に関西で明るいニュースが多くあり、多くの方が年間を通じて活力や感動をいただかれたことと存じます。町広報でも度々ご報告しておりますが、町内出身の若手選手もゴルフ、卓球、バドミントン、スケートボード、ダンスなどで優秀な成績をあげ、今後の更なる飛躍が期待されています。皆様も是非応援をお願いいたします。
一方で、長期化する戦争や紛争など海外情勢の変化に伴い原材料やエネルギー価格が高騰し、私たちの生活に大きく影響を受けることとなりました。町としましては、住民税非課税世帯を対象とした7万円の支給をできる限り早急に行うとともに、住民の皆様にお一人3千円分の地域振興商品券をお配りし、物価高騰対策及び町内の商工業の振興に寄与できるよう努めてまいります。
昨年は一年を通して、まちの各所で住民の皆様が主体となったイベントや花火が開催され、町ににぎわいが戻ってまいりました。いずれも趣向を凝らしたものばかりで、皆様の印象に残ったイベントはどれだったでしょうか。また、稲美町で初めてコウノトリが巣作りをするという嬉しいニュースもありましたが、これは自然環境を守るためのさまざまな取組の成果であります。さらに、町ではカーボンニュートラルの取組の一環として、昨年から農薬に頼らない稲作技術の実証試験を開始しました。未来を担う子どもたちの安全・安心な学校給食にそのお米を取り入れながら、今後はもっと収穫量を増やしていきたいと考えています。
人口減少、少子高齢化、担い手不足など、さまざまな社会課題が山積しておりますが、ともに築き上げてきたまちを未来の世代に引き継いでいくことができるよう、持続可能なまちづくりに取り組んでまいります。また、まちとしての魅力を高めるとともに、オンリーワンの人づくりやまちづくりを進め、住みやすさナンバーワンのまちを実現するため、更なる挑戦を続けてまいりますので、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
結びになりましたが、住民の皆様のご健勝とご多幸を心からお祈り申し上げまして、新年のごあいさつといたします。
令和5(2023)年12月
早いもので、今年も残すところ1か月となりました。師走という季節柄、皆様におかれましては、気忙しい時期になってまいりますので、お車の運転などは十分気を付けていただきたいと存じます。
さて、11月30日から第272回稲美町定例会が開催されています。町では、昨年度に引き続き学校給食における食材の物価高騰分に対する補助を行っておりますが、その影響はさらに多くの食材に及んでいることから、本定例会では、その補助を上乗せすることとする補正予算案などを提案させていただいております。議会の傍聴につきましては、先着27人まで可能となっておりますので、皆様のご来庁をお待ちしております。また、引き続きインターネットを利用して議会中継をご覧いただくこともできますので、ぜひ、ご視聴いただければと思います。
次に、12月2日から12月23日にかけて、いなみ文化の森で「いなみ冬景色2023」が開催されています。稲美町の冬の恒例行事となりましたこのイベントは、稲美町商工会青年部が中心となって2014年から実施いただいており、今年で10周年を迎えます。12月2日の開催初日には、午前10時からさまざまなイベントが開催され、また、模擬店の出店が予定されています。さらに、イルミネーションにつきましては、稲美中学校、稲美北中学校の生徒の作品展示に加え、今年は、いなみ文化の森の東側正面玄関前の樹木にイルミネーションをほどこすなど、パワーアップした光のウィンターナイトを計画されています。期間中の点灯時間は、17時から21時までとなっておりますので、防寒対策をお取りいただき、幻想的な稲美町の冬景色の鑑賞に足をお運びいただければと思います。
次に、12月4日から10日までの「人権週間」に合わせ、心のふれあう温かい人間関係を築き、お互いの人権を尊重する明るいまちづくりを目指して、「2023いなみ人権・福祉フェスティバル」を12月9日にいなみ文化の森コスモホールで開催いたします。当日は、障害者週間啓発ポスターコンクールの表彰や、人権作文の朗読の他、元ゴールボール日本代表選手として活躍された浦田理恵様をお招きし、「一歩踏み出す勇気~自分が変われば世界が変わる!~」と題してご講演いただきます。ぜひこの機会に、改めて人権について見つめ直す機会としていただけたらと考えておりますので、皆様のご来場をお待ちしております。なお、詳しい内容は、広報いなみ12月号の2ページをご覧ください。
最後に、今年も皆様には町政運営に多大なるご支援を賜りましたことに改めて感謝を申し上げますとともに、新年が皆様にとりまして良い年となりますことをお祈りいたします。来年もどうぞよろしくお願いいたします。
令和5(2023)年11月
秋と言えば、スポーツの秋、芸術の秋、食欲の秋など、さまざまな楽しみ方がありますが、皆さまにおかれましては、深まる稲美町の秋を存分にお楽しみいただいていることと存じます。
さて、デマンド型乗合タクシー「あいのりいなみ」の利用目的地を一部拡充したことについてお知らせします。10月2日から、「あいのりいなみ」に登録している人はどなたでも、県立加古川医療センターへ行けるようになりました。これは、9月末をもって、路線バス「加古川駅~加古川医療センター経由~稲美町役場前線」が休止されたことに伴い、住民の皆さんの県立加古川医療センターへの移動手段を確保するため、町外への目的地を拡充させていただきました。バス路線の休止は残念ではありますが、引き続き、地域公共交通の充実に努めてまいりますので、ご利用いただければと存じます。なお、利用方法や利用料金などについては、広報いなみ11月号の2ページをご覧ください。
次に、稲美町LINE(ライン)公式アカウントを利用し、情報発信を始めることについてお知らせします。これまで、新型コロナワクチン接種で約11,800人の方に友だち登録のうえ、ご利用をいただいてきた稲美町LINE(ライン)公式アカウントをリニューアルし、11月からは、新たに行政情報やイベント開催などの情報発信を始めます。皆さんがお手持ちのスマートフォンなどに、LINE(ライン)を通じて、直接、行政情報やイベント案内が届きますので、まだ、稲美町LINE(ライン)公式アカウントの友だち登録をされていない人は登録をしていただき、ぜひご利用いただきますようお願いいたします。なお、友だち追加した後、受信設定を行う必要がありますので、既に友だち登録してある人につきましても、忘れず設定いただきますようお願いいたします。詳しくは、広報いなみ11月号の4ページをご覧ください。
次に、児童虐待防止対策についてお知らせします。こども家庭庁では、毎年11月に「オレンジリボン・児童虐待防止推進キャンペーン」を実施しており、町におきましても、児童虐待問題に対する深い関心と理解を得ることができるよう、期間中に広報や啓発活動などさまざまな取組を集中的に実施いたします。世間では、こどもの生命が奪われる重大な事件が後を絶ちませんが、こどもの「命」と「権利」、そしてその「未来」は社会全体で守っていく必要がありますので、もし、虐待を受けていると思われるようなサインに気付かれた場合は、ためらわず虐待相談窓口にお知らせいただきますようお願いいたします。また、稲美町には、妊娠期から出産・子育て期をワンストップで支援する子育て相談窓口「すくすく子育てサポートセンター」がありますので、悩み事などがありましたら、お気軽にご相談いただければと存じます。
これから、朝夕の冷え込みが厳しくなり、日中につきましても日増しに寒くなってまいります。外出などおっくうになりがちな季節を迎えますが、無理のない範囲で健康づくりにも取り組んでいただき、元気にお過ごしいただきますようお願い申し上げます。
令和5(2023)年10月
コスモスが秋風に揺れ、すがすがしい季節となりました。皆さまにおかれましては、お元気でお変わりなくお過ごしのことと存じます。
さて、任期満了に伴う稲美町議会議員選挙におきましては、9月19日に告示され、議員定数14人に対し、現職11人、新人3人、計14人が立候補を届け出たことで、無投票での当選となりました。当選されました議員の皆さまにおかれましては、住民の幸せと今後の稲美町の発展のために、ご活躍いただきますようご祈念申し上げます。新たな体制となった町議会とともに、連携を図りつつも、緊張感を持って町政運営に取り組んでまいりますので、引き続きご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
次に、4月に稲美町で生まれたコウノトリのヒナの親鳥2羽の愛称を募集しましたところ、全国各地から81件の応募をいただき、この度、オスが「イーナ」、メスが「ミーナ」に愛称を決定いたしました。どちらも稲美町にちなんだ名前として命名されています。たくさんのご応募ありがとうございました。2羽の親鳥は、町内を中心に近隣市町を訪れていることが確認されておりますし、3羽の子どもたちについては、県外まで飛んで行っている子がいることも確認されています。引き続き、コウノトリの親子の様子を見守るとともに、住民の皆さんにとりましても、稲美町が子育てのしやすいまちであり続けられるよう、さまざまな事業に取り組んでまいります。
次に、稲美町の今後のまちづくりについて、住民の皆さんと私が直接意見交換を行うタウンミーティングをご案内いたします。第2回目となる今回は、11月3日金曜日・祝日、午後7時から、場所は、いきがい創造センター多目的ホールで開催いたします。毎回、テーマを設定させていただき皆さんと意見交換をしてまいりますが、今回は「防災」をテーマとさせていただきます。今後数10年以内に高い確率で発生が予想されている南海トラフ地震への備えについてや、近年、強い勢力を保ったまま上陸している台風など風水害への対応について、皆さんのご意見をお聞かせいただきたいと考えています。申込は不要ですので、気軽にご参加いただければと存じます。なお、事前の質問や次回以降のテーマについても募集をしていますので、詳しいことにつきましては、広報いなみ10月号の13ページをご覧ください。
これから秋本番を迎え、町内各所において文化、芸術、スポーツなどのイベントが開催されます。にぎわい創出事業補助金など、運営費の一部を町が補助しているものも、多数、開催が予定されていますので、広報いなみなどで情報をご確認いただき、稲美町の秋を満喫いただきますようお願い申し上げます。
令和5(2023)年9月
残暑の厳しい日が続いておりますが、皆さまにおかれましては、お元気でお変わりなくお過ごしのことと存じます。
さて、7月に新聞紙上でも報道があったとおり、「稲美町内に暴力団事務所が移転した」との発表が兵庫県警からありました。この件につきまして、兵庫県警は、稲美町の事務所使用を制限する仮命令を発出し、さらに、8月18日からは、暴力団組員の活動を特に厳しく制限する「警戒区域」の範囲に稲美町を追加指定するなどの対応を取っているところでございます。町としましても、引き続き関係機関と連携を密に取りながら、住民の皆さまの安全・安心の確保に取り組んでまいります。
次に、9月24日には、私たちにとって最も身近な選挙の一つである稲美町議会議員選挙が実施される予定です。私たちの代表を決める大切な選挙ですので、皆さんそろって投票いただきますようお願いいたします。なお、9月19日が告示日で、20日水曜日から23日土曜日までの4日間は、役場の新館ロビーに期日前投票所を開設しています。また、20日水曜日から22日金曜日までの3日間は、期日前投票所まで無料の巡回バスを運行しています。巡回バスの時刻表、巡回ルート、停車場所などは投票所入場券に同封しているお知らせをご覧いただきますようお願いいたします。
次に、西部配水場の大規模改修工事についてお知らせします。現在、町内には3つの配水場があり、この配水場から町内の各ご家庭においしい水をお送りしていますが、中でも西部配水場は、町の人口の約8割に水をお送りしているとても重要な施設となっています。この西部配水場につきましては、昭和51年から使用を開始し、46年が経過をしており老朽化が進んでいます。今年度から、令和8(2026)年3月末までの予定で、安全・安心な水道水の安定供給を維持するため改修工事を行ってまいりますので、工事車両の出入りなどでご迷惑をおかけいたしますが、ご理解とご協力をお願いいたします。
暦の上では秋となり、日没時間が急に早まってまいります。交通事故を未然に防ぐため、ドライバーの皆さまにおかれましては、早めにライトを点灯いただくなど、日中に加え、夕暮れ時の交通事故防止にも十分にご留意いただきますようお願い申し上げます。
令和5(2023)年8月
夏本番を迎え、蝉時雨が降り注ぐ季節となりましたが、皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
まずはじめに、町内に暴力団の本部事務所が移転されたとの報道がありました。不安に感じておられる住民の皆さんも多いことと存じます。現在、兵庫県警において法律に基づき町内の事務所使用を制限する仮命令を出すといった厳しい措置が取られています。今後とも、警察と連携を密にしながら、住民の皆さんの安全安心を図ってまいります。
さて、夏休みに入り、町内各所で大人も子どもも楽しむことができるイベントが数多く開催されています。8月11日には、いなみっこ広場の夏祭り、8月19日には、水辺の里公園の夏祭りを開催予定です。また、地域の盆踊り大会等についても、4年ぶりに開催されるといったお声も数多くお聞きしていますので、ぜひ皆さんに足をお運びいただきお楽しみいただければと思います。その際、気掛かりなのが新型コロナウイルス感染症の感染状況です。5月から7月にかけまして、増加傾向にあるとのことですので、日常の感染対策の他、体調に異変を感じた場合には外出を控える等、適切な対応をいただきますようお願いいたします。
次に、稲美町の今後のまちづくりについて、住民の皆さんと私が直接意見交換を行うタウンミーティングを開催いたします。第1回目は、8月26日土曜日、午前10時から、場所は、いきがい創造センター多目的ホール、申込は不要です。このタウンミーティングでは、毎回、テーマを設定させていただき皆さんと意見交換をしてまいりますが、今回は「子どもの居場所づくり」をテーマとさせていただきます。子どもたちを取り巻く環境が複雑化している中、学校や家庭以外に安心して過ごすことのできる子どもの居場所の必要性が高まってきています。ご参加いただき、皆さんのご意見をお聞かせいただきたいと考えています。なお、事前の質問だけでなく、次回以降のテーマについても募集をしていますので、詳しいことにつきましては、広報いなみ8月号の5ページをご覧ください。
次に、今月8月は「人権文化をすすめる町民運動推進強調月間」です。27日にコスモホールで開催する「第37回稲美町人権大会(こころあった会)」につきましては、ポスターや標語などの表彰式、人権作文の朗読、講演会を実施いたします。講演会につきましては、俳優・タレントとしてテレビやFM等で活躍中の副島 淳(そえじま じゅん)さんをお招きし、「ちがいを楽しむ」と題してお話していただきます。また、各自治会におきましても、人権学習会を開催していただいておりますので、人権課題について考える機会にしていきたいと考えております。
最後になりますが、住民の皆さまにおかれましては、連日、非常に暑い日が続いておりますので、くれぐれも健康にご留意いただきますようお願い申し上げます。
令和5(2023)年7月
今年は、全国的に早い梅雨入りとなり、非常に蒸し暑い日が続いておりますが、皆さまにおかれましては、お元気でお変わりなくお過ごしのことと存じます。
さて、第270回定例会が6月19日に閉会となりましたが、今定例会では、家庭におけるエネルギー費用負担を軽減するとともに、ゼロカーボンシティの実現に向けて、お使いの家電等から省エネ性能の高い家電等への買い替え費用に対し補助金を交付することについて補正予算案を提案させていただき、可決いただきました。補助の対象となる機器は、エアコン、冷蔵庫、給湯器の3種類とさせていただいております。補助の要件等がございますので、詳しくは、広報いなみ7月号5ページをご覧いただきますようお願いします。
次に、今年の夏の行事についてお知らせします。校区まちづくり委員会が主催する夏祭りが、4年ぶりに3つの小学校区で開催されます。7月15日土曜日には、母の里まちづくりの会主催で「夏祭里」が、7月22日土曜日には、まちづくり天満主催で「満天夕涼み映画会」が、8月26日土曜日には、まちづくり加古の会主催で「加古ふれあいまつり」が開催されます。また、今年度から、地域の活性化や町のにぎわいを創出するイベント等を主催する団体を支援しており、町内各所でイベントが開催予定です。コロナ時代を経てようやくにぎわいを取り戻してきた今年の夏でありますので、ぜひ皆さんに足をお運びいただきお楽しみいただければと思います。
次に、今年4月、播磨地域では初となるコウノトリのヒナが稲美町で誕生しましたが、現在、その親鳥2羽の愛称を募集しています。コウノトリは、エサ等の条件が良ければ住み着いて繁殖する習性があるようですので、今後にも期待をしているところです。なお、締切は、7月28日必着としていますので、親しみやすく、また、稲美町にふさわしい愛称のご応募をお待ちしております。詳しくは、広報いなみ7月号4ページをご覧ください。
次に、8月4日、5日にかけて、いなみ文化の森ふれあい交流館において「第17回学校給食展~稲美の給食 おいしいひみつ~」を開催します。稲美町の学校給食は、献立に合わせて町内産の農産物をふんだんに使用するとともに、各学校で丁寧に調理を行い、子どもたちに提供していますが、実際に子どもたちが口にするまでの工程等について、釜まぜ体験やゲーム等で知ることができます。なお、今回の学校給食展では、試食として4日に100食、5日にも100食、計200食分を給食室から直送し、本物の学校給食を味わっていただきたいと考えておりますので、皆さんのご来場をお待ちしております。
7月の西日本の気温は、平年並みまたは高いという予報もございます。住民の皆さまにおかれましては、くれぐれも健康にご留意いただきますようお願い申し上げます。
令和5(2023)年6月
つい先日まで、町内の大麦畑が黄金色に輝いておりましたが、6月に入り、いよいよ本格的な田植えの時期を迎え、町内の風景も涼やかな田園風景へと一変してまいりました。皆さまにおかれましては、お元気でお変わりなくお過ごしのことと存じます。
さて、広報いなみ6月号の表紙にあるとおり、4月上旬に町内でふ化したコウノトリのヒナが、間もなく巣立ちの時期を迎えています。また、5月中旬から下旬にかけ、水辺の里公園ではたくさんのホタルが飛びましたので、多くの皆さまにご来場いただきご鑑賞いただけたのではないでしょうか。コウノトリにつきましても、ホタルにつきましても、関係各位の皆さまの多岐に渡る自然豊かな環境整備の取組が、成果として現れたものでありますので、大変嬉しく思っております。
次に、5月16日には、第184回稲美町臨時会が開催されました。この臨時会では、水道の基本料金4カ月分を無料にすることについて補正予算案を提案させていただき、可決いただきました。対象となる期間は、7月から10月までの間の請求分となっております。さらに、低所得の子育て世帯に対する「子育て世帯生活支援特別給付金」についてもご審議いただき、可決いただきました。給付金の対象者等詳しくは広報いなみ6月号の7ページでご確認いただきますようお願いいたします。
また、6月2日から6月19日にかけ、第270回稲美町定例会が開催されます。この定例会では、物価高騰の影響を受けている皆さまの生活や経済活動を支援するため、今、お使いの家電等から省エネ家電等へ買い替えた方に補助金を交付することについて、補正予算案等を提案させていただいております。なお、対象となる家電等は、エアコン、冷蔵庫、給湯器の3種類を予定しています。町では、令和5(2023)年2月に2050年の二酸化炭素の排出量実質ゼロを目指すゼロカーボンシティ宣言をしておりますので、その実現に向けた取組の一つとしても実施して参りたいと考えております。
最後に、今年も稲美町プレミアム付商品券を発売いたします。今年度は、5,000セット増やし、15,000セットをご用意いたします。プレミアム率は、消費税分の10パーセント分となっており、1セット11,000円分の共通商品券を1万円でご購入いただけますので、購入をご希望の方は、広報6月号と同時配布の稲美町プレミアム付商品券チラシに付いております専用申込はがきで、申込期限までにお申込みいただきますようお願いいたします。
これから梅雨本番を迎えます。皆さまには健康に十分ご留意いただきますようお願い申し上げます。
令和5(2023)年5月
新緑が目に鮮やかな、すがすがしい季節となりましたが、皆さまにおかれましては、お元気でお変わりなくお過ごしのことと存じます。
5月8日から、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置付けが5類へ移行され、新型コロナウイルス感染症への対策は大きな転換点を迎えます。これまでの3年半にわたる感染拡大防止へのご理解とご協力について、改めて深く感謝申し上げます。今後も、感染防止対策が重要であることに変わりはございませんが、これまでの取組を生かし、皆さまとともに新たな生活を築いてまいりたいと考えております。
さて、テレビや新聞などで報道されましたので、既にご存じの方も多いかと存じますが、町内において、4月中旬にコウノトリのひな4羽のふ化が確認されました。ここ数年、稲美町に飛来するコウノトリの数が増えていましたので、繁殖の期待もされていたところですが、「幸せを運ぶ鳥」と言われるコウノトリのペアが移住先として稲美町を選び、子育てをしていることを大変嬉しく思っております。これからも、コウノトリの家族を温かく見守っていただきますようお願いいたしますとともに、皆さまに幸運が訪れることを願っております。
次に、5月1日から、一部の行政手続においてオンライン申請サービスを開始しました。24時間365日利用できるシステムですので、夜間や休日などの役場が閉まっている時間帯でも手続ができますし、証明書の交付手数料や郵送料など支払いが必要なものについては、クレジットカードによりオンラインで決済を済ませ、郵送で各種証明書を受け取ることも可能です。また、今年1月から開始しております証明書のコンビニ交付サービスでは、その場で住民票の写し、印鑑登録証明書、所得・課税(非課税)証明書などを取得することができますので、状況に合わせてご利用いただき、ぜひ、その便利さを感じていただければと存じます。
次に、5月20日には、稲美町平和祈念戦没者追悼式を開催いたします。戦没者の皆さまへの追悼、献花に加え、「未来への誓い」というテーマでの朗読や兵庫稲美少年少女合唱団によるコーラスなど、恒久平和を願う催しとなっています。今、世界中で紛争が起こる中、住民の皆さまにもご参加いただき、戦争の悲惨さ、今ある平和の尊さを感じていただきたいと考えておりますので、皆さまのご参加を心からお待ちしております。
最後になりますが、5月11日から20日にかけ、春の全国交通安全運動が実施されます。皆さまにおかれましては、「交通事故を起こさない」「交通事故に遭わない」ためにも、交通ルールを守り正しい交通マナーを実践いただきますようお願い申し上げます。
令和5(2023)年4月
桜の花が咲き誇り、暖かい日差しが心地よく感じられる季節となりました。
4月は、入学や就職等、多くの方にとりまして、新しい生活が始まる節目の季節であり、私も皆さまと同様に、気持ちを新たにしているところでございます。
さて、2月22日から3月22日にかけて、第269回稲美町定例会が開催され、令和5(2023)年度予算案等についてご審議を賜り、全ての議案が可決されました。令和5(2023)年度の一般会計及び特別会計等の予算の総額は、221億7,872万円となり、前年に比べ5.9% 12億3,260万円の増額予算となっております。福祉、教育、土木、衛生等、生活に密着した予算を確保したうえで、今年度、さらに稲美町を前へ進めてまいります。
それでは、令和5(2023)年度予算について、いくつかご紹介いたします。
皆さんはワールド・ベースボール・クラシックをご覧になられましたでしょうか。大谷選手が大活躍をしましたが、稲美町の子どもたちのために一流のスポーツ選手から直接指導を受けられる「トップアスリート招待事業」を実施します。どんなスポーツで、どんな選手が来るかは楽しみにしておいてください。
次に、交通施策の充実を図ります。まず、運転免許返納者に対してデマンド型乗合タクシー「あいのりいなみ」の1年間無料特典の実施や、妊産婦や赤ちゃんが外出時に利用できる「いなみっこタクシー利用券」の交付、そして、障がいのある人が事業所等の施設に通所する際の費用を助成する「障害者通所費用助成事業」の創設、また、8月交付分からは75歳以上の高齢者のバス・タクシー券の所得制限を撤廃する等、快適な暮らしの基盤整備と日常生活の利便性向上を図るため、各種交通施策に取り組んでまいります。
次に、現在、町内では新しいイベントが次々と開催されています。3月19日には、加古大池において稲美町体育協会主催による「いなみ野ため池駅伝」が開催されました。駅伝の町とため池の町のコラボイベントとして、今後定着してくことを期待しています。また、3月下旬には、加古大池、稲美中央公園、にじいろふぁ~みんにおいて各種イベントが開催されました。このように、コロナ後のまちのにぎわいづくりについて、「ふれあいまつり」や「大池まつり」の代わりに、一年を通じて町中ににぎわいが生まれるよう町として支援をしてまいります。是非、マルシェや音楽イベント、eスポーツ大会、サプライズ花火や気球体験等、わくわくするような企画のご応募をお待ちしております。なお、申請方法等の詳しいことにつきましては、広報いなみ4月号14ページをご覧いただきますようお願いいたします。
この他、令和5(2023)年度も多くの事業を実施してまいりますので、その都度、広報いなみ、町公式ホームページ等でお知らせしてまいります。
最後となりますが、まだまだ朝夕の気温の寒暖差もございますし、ヒノキ花粉の飛散もピークを迎えようとしておりますので、健康管理にはご留意されますようお願い申し上げます。