稲美町における部活動の地域展開の取組(稲美町中学校部活動地域展開についての方針)
- [公開日:]
- ID:7317
部活動の地域展開
稲美町における部活動の地域展開
稲美町では、部活動が果たしてきた役割を踏まえ、時代の変化に対応し、将来にわたって子どもたちが主体的に選択し、多様な活動に参加できる機会を確保することとともに、スポーツ・文化芸術活動を通して豊かな人間関係を築きながら心身の健やかな成長を遂げることを目的として、2028(令和10)年8月から、平日・休日ともに、生徒が地域の方々とともに活動する「稲美町の地域クラブ活動」=「いなみチャレンジクラブ」=「いなチャレ」を開始します。
「いなチャレ」の特徴
・地域のスポーツ・文化芸術団体をはじめとした幅広い団体が運営実施主体となり、中学校の施設などを活用し、スポーツ・文化芸術活動など、子どもたちに活動の機会を増やします。
・子どもたちは学校の枠を越えて、子どもたち自身が「やりたいこと」を選んで活動します。
・大人の価値観を押し付けることなく、「仲間と楽しんで活動する」「目標に向けて一生懸命に取り組む」など、子どもたちの意向を尊重します。
・活動団体は登録制とし、要件を満たす団体を教育委員会が公募し、審査を行った上で認可登録します。
・「いなチャレ」は会費制とし、各クラブの運営に必要な最低限の費用は原則として受益者(各家庭)にご負担いただきます。
「いなチャレ」の概念
◆ 中学校の枠を越えて子どもたち自身が「やりたいこと」を選んで活動します。
◆ これまでの部活動になかった新種目や、ニーズに合った活動も可能になります。
◆ 子どもたちが活動の主役となり、大人の価値観を押し付けません。
部活動と「いなチャレ」の違い
| 部活動 | 「いなチャレ」 |
|---|---|---|
実施主体 | 学校 | 地域の団体(登録制) |
指 導 者 | 教職員、部活動指導員 | 多様な人材、希望する教職員(兼職兼業) |
参 加 者 | 当該校の生徒 | 生徒等(参加範囲は柔軟に設定) |
活動場所 | 学校施設 | 原則として学校施設や 町内の公共施設等 |
費用負担 | 部費(消耗品費等) | 月会費等(指導者報酬、保険料等) |
保 険 | 日本スポーツ振興センター災害共済 | スポーツ安全保険等 |
「いなチャレ」の活動内容
「いなチャレ」は、アンケートなどで把握した子どもたちのニーズも踏まえ、特定種目に専念する活動だけでなく、休日・長期休暇中などのレクリエーション的な活動や、複数の種目を経験できる活動も含みます。技術の向上を目指す活動から、運動機会の確保や多世代で趣味などを一緒に楽しむ活動まで、多様な活動に広げていきます。
活動の種類 | 実施主体 | 活動目的 | 特徴 |
|---|---|---|---|
技術・技能向上を目指すクラブ | 多様な活動団体 | 技術・技能向上 | 競技経験のある指導者等による専門的指導 |
スポーツ・文化活動に親しむことを目的としたクラブ | 機会確保楽しむ・親しむ | 趣味を一緒に楽しむような活動 | |
レクリエーションクラブ | 趣味を楽しむ多様な交流 |
※指導する活動だけでなく、地域の方や保護者の見守りのもとで実施する活動も含みます。
スケジュール
2026(令和8)年度の中学1年生が3年生になって概ね部活動を引退する2028(令和10)年7月末をもって部活動を終了し、2028(令和10)年8月から「いなチャレ」を開始します。
なお、施設・設備等で部活動と競合しない活動など、準備が整った一部の種目は、先行実施できるよう取り組んでいきます。

「いなチャレ」のQ&A
「広報いなみ」令和7年(2025)年 10月号掲載記事
「広報いなみ」令和7年(2025)年 10月号から
「広報いなみ」(2~3ページ) 「広報いなみ」 「いなチャレ」とは?、「いなチャレ」の特徴、中学校部活動との違い、スケジュール、Q&Aなど
稲美町中学校部活動地域展開についての方針
稲美町中学校部活動地域展開についての方針
稲美町中学校部活動地域展開についての方針稲美町中学校部活動地域展開についての方針
